Elegant tray
2014年 12月 21日
こんにちは、Fairytaleです(*^_^*)
昨夜は1時過ぎまでかかって、新作トレイの試作調整をしました。
一昨日のアクセサリースタンドよりも、こちらの方が湾曲した面に生地を貼ったりするため、ゆがみなどもある程度考慮した設計にしましたので、大きな修正はありませんでした。
材質を1パーツだけ変更しようと思っています。
カルトナージュ愛好家の皆さんが、作りやすくたのしく、テンションがあがる心地よいキットづくりを考えると、このElegant trayはかなりワタクシにとってはハードルが高いものとなりました。
まだ、頭のすみっこでは、微調整案でいっぱいです。
ウェーブラインの重ね貼り手法の、これでもか!カルトナージュになってます(笑)
手間はかかりますが、特別なtrayをデザインしたかったのです。
湾曲面の調整がほとんどなかったことに、我ながらおどろき(^^ゞ
イラストレーターではカーブした線の長さの自動表記の機能はないので、感で決めておいて、実施時に調整して正確な湾曲線の長さを確認するアナログな方法をやるつもりでした。
湾曲ラインに、短辺パーツも湾曲に反らせて合わせると…
ぴったし!
天才。
と深夜につぶやく(笑)
なにがすごいことかと言うと、これは製図を受講された生徒さんか、立体制作をしたことがある、大学で空間把握能力について講義を受けたことがある人ならおわかりいただけるかと思います。
このトレイはの仕上がり角度もある程度想定したデザインです。
でないと立ち過ぎると固いイメージになり、寝かせすぎるとゆるすぎてエレガントさを超えてだらしなさが勝ってしまいます。
てきとうにやったらできた…そういうのもあります。
しかしよく検証してみると、適当なだけあって細部があまく、目的の美しさを出せているかは疑問です。
この側板の角度もデザインです。
直線上に側板に傾斜角度を意図をもって(角度を決めて)つくるには、数学というより理屈がわかっていればかんたんにできてしまいます。
しかし湾曲したライン上に角度をもたせる場合は、傾斜させる側板自身も湾曲させます。
ベースと同じ線の形状に湾曲させると合いませんよね。
側板が直線に近いラインに近づけるとトレイの縁は直立に向かい、側板が湾曲(円に向かう)に近いラインになってゆくにしたがいトレイの縁はゆるく倒れて、エレガントさを増します。
試作をして組み上げしながら、その美しい角度を見るけるのが、こだわりの作業となるわけです。
慣れたいる人でも2~3回は試作して納得する角度に寝かせられるかを検証していきます。
製図の講座では、これをやってもらっています。
カルトナージュなのに、そこまでやるか?という講座。立体ものを斜めの角度やカーブに湾曲したラインから見つけ出させます。
直線の作品しか作ってこなかった講師の方は、そこを勉強してもらい現場のレッスンで役立てています。
こういった数学的な作業と思われる製図設計は、実のところ数学的感覚はあまり要らないかもしれません。
もちろん計算することはします。
作りたい形状の物体を決めて、それを思い通りに設計できる能力はある程度鍛えることは可能だと思います。
傾斜角度プラス湾曲ライン上に立てるというデザインのカルトナージュ!
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昨夜は1時過ぎまでかかって、新作トレイの試作調整をしました。
一昨日のアクセサリースタンドよりも、こちらの方が湾曲した面に生地を貼ったりするため、ゆがみなどもある程度考慮した設計にしましたので、大きな修正はありませんでした。
材質を1パーツだけ変更しようと思っています。
カルトナージュ愛好家の皆さんが、作りやすくたのしく、テンションがあがる心地よいキットづくりを考えると、このElegant trayはかなりワタクシにとってはハードルが高いものとなりました。
まだ、頭のすみっこでは、微調整案でいっぱいです。
ウェーブラインの重ね貼り手法の、これでもか!カルトナージュになってます(笑)
手間はかかりますが、特別なtrayをデザインしたかったのです。
湾曲面の調整がほとんどなかったことに、我ながらおどろき(^^ゞ
イラストレーターではカーブした線の長さの自動表記の機能はないので、感で決めておいて、実施時に調整して正確な湾曲線の長さを確認するアナログな方法をやるつもりでした。
湾曲ラインに、短辺パーツも湾曲に反らせて合わせると…
ぴったし!
天才。
と深夜につぶやく(笑)
なにがすごいことかと言うと、これは製図を受講された生徒さんか、立体制作をしたことがある、大学で空間把握能力について講義を受けたことがある人ならおわかりいただけるかと思います。
このトレイはの仕上がり角度もある程度想定したデザインです。
でないと立ち過ぎると固いイメージになり、寝かせすぎるとゆるすぎてエレガントさを超えてだらしなさが勝ってしまいます。
てきとうにやったらできた…そういうのもあります。
しかしよく検証してみると、適当なだけあって細部があまく、目的の美しさを出せているかは疑問です。
この側板の角度もデザインです。
直線上に側板に傾斜角度を意図をもって(角度を決めて)つくるには、数学というより理屈がわかっていればかんたんにできてしまいます。
しかし湾曲したライン上に角度をもたせる場合は、傾斜させる側板自身も湾曲させます。
ベースと同じ線の形状に湾曲させると合いませんよね。
側板が直線に近いラインに近づけるとトレイの縁は直立に向かい、側板が湾曲(円に向かう)に近いラインになってゆくにしたがいトレイの縁はゆるく倒れて、エレガントさを増します。
試作をして組み上げしながら、その美しい角度を見るけるのが、こだわりの作業となるわけです。
慣れたいる人でも2~3回は試作して納得する角度に寝かせられるかを検証していきます。
製図の講座では、これをやってもらっています。
カルトナージュなのに、そこまでやるか?という講座。立体ものを斜めの角度やカーブに湾曲したラインから見つけ出させます。
直線の作品しか作ってこなかった講師の方は、そこを勉強してもらい現場のレッスンで役立てています。
こういった数学的な作業と思われる製図設計は、実のところ数学的感覚はあまり要らないかもしれません。
もちろん計算することはします。
作りたい形状の物体を決めて、それを思い通りに設計できる能力はある程度鍛えることは可能だと思います。
傾斜角度プラス湾曲ライン上に立てるというデザインのカルトナージュ!
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by fairytalem
| 2014-12-21 13:33
| カルトナージュ