製図コースってどんなの?
2012年 09月 03日
こんにちは、Fairytaleです^^
10月からカルトナージュの新講座がスタートします。
9月29日(土)15:15~各コースの説明会を予定しております。
ご興味のある方は是非参加申し込みお待ちしております。
コチラへ説明会のお申込みください。
↓
shop★fairytale-web.net (★を@に変えてください)
テクニカルドラフティングコース全12回とハーフ6回コース
①製図のための講義…テキストより建築の歴史~構造~デザイン~色相配色~
②製図の仕方の基本とカルトン製図方法と型紙方法1…線の引き方・定規の当て方・図面の読み方・カルトン製図
③カルトン製図方法と型紙方法2…カルトン製図続き
④カルトン製図方法と型紙方法3…型紙製図
~*~*~*~*
⑦製図の理解と作成1…平面図・立面図・断面図・姿図・パース図を理解
⑧製図の理解と作成2…実践(課題宿題)
⑨多角形の製図…姿図をもとに下書きで製図練習確認・カルトンに製図し一部カット
⑩多角形の成形…デザインカットしたカルトンの組み立て、オリジナル作品のデザインの下絵と姿図(未完の場合は宿題)
⑪オリジナル作品の製図1…これまでの講座をふまえて2~3作品製図
⑫オリジナル作品の製図2…引き続き製図
この他にも、2013年1月からFairytale講座やレシピ制作講座なども新しく始まります。
どのコースも、カルトナージュのお教室やサロンを始めたい方や、すでに講師をされている方向けの専門的な技術を身につけて、更なる表現の幅を広げていく力をつける講座です。
お問い合わせがございましたので…お話できるところまで書いてみますね。
実際、私がカルトナージュ制作で実践的に利用している方法をわかりやすく、講座では解説し体験していきます。
カルトナージュをつくる上で、最初にすることは無意識にしてもイメージで大枠を完成しているはずです。
ここから、形へ移行するには簡単な箱型レベルでしたら、感覚的に制作できるでしょう。
難しくなってくると、形状の複雑なものやサイズを割り出して必要なものを収納する場合、2Dに製図をして綿密に計算をする必要が出てきます。
もともと、カルトナージュは物資の保存状態を確保するためであったり、購買促進やサービスで箱(容器)を利用する目的などが発祥でした。
時を経て、カルトナージュといる伝統工芸の位置付けとなっていきました。歴史を振り返るとそこには必然性や存在価値であったり、人々の欲求が根底にあります。
今日のカルトナージュは、多種多様な時代と共に女性を中心に針と糸を使わないその手軽さから手芸クラフトの分野で日本でも人気が出てきました。
カルトナージュの表現の幅が広がり、製図の目的も最近では明確になってきたようです。
感覚的にサイズをおさえて制作できる範囲を超えた作品つくりの場合、中には数学が出てきます。
一般的に複雑な計算はとても専門的であり、たとえ計算ができたとしても頭の中にある美しいライン形状をその計算から導き出すのは困難です。計算を優先すると最終形がくずれ、形を優先すると計算が当てはまらなくなります。
そこで適当な数値でわかりやすいおおよそを決めて、制作されている方が多いのではないでしょうか。
その曖昧さに、自信をつけることは難しくなってしまいます。
数学がまったくできなくても、製図は可能です。
むしろ、そこから離れて設計をする方法をこの講座ではお伝えしていこうというものです。
カルトンをやっとカットして組みあげたら…ちょっとラインがイメージと違ってバランスがいまいち。なんてことはよくありますか?
私は面倒くさいことは苦手で、できたら無駄な作業はしたくないです。有意義な時間を使いたいので、作ってみて調整なんてしたくないです。
このことは、カルトナージュを始めた時から思っていたことで、最初から製図をしてから組み上げていたのでカルトナージュ初心者であった私でも、確実に製図したものをそのまま完成させることはできました。
箱であっても、デザイニングされた形状でも全体の完成されたバランスを最初から見据えて、設計していきます。
使用する布もこの時点で決めていき、布貼りの手順も設計段階で決めていきます。ただの箱でさえ、その手順は何通りもあります。
目的(レッスン課題・展示用作品・オーダー作品・キット)により、準備するその芯材や裏打ち紙、布の組み合わせ、制作手順など…同じ作品であっても違ってくるのです。
カルトナージュ作品の複雑さ加減、難易度、作る方のスキル経験などでも当然、制作時間も変わります。
ワタクシのレッスンの場合は、時間枠内に仕上げられるように、中級レベルで時間配分を割り出します。
初級者の方にはなるべく直接説明実演するようにし、宿題にしても完成できそうなところまで進めます。(そのためにレシピは工程写真付のものを時間をかけて制作し手渡しています)
芯材のカルトンと裏打ち用ケント紙、布もキットにしてカット用意しておきます。(時間が余る見込みの場合や時間制限のないアトリエではご自身でカットしていただきます)
コラボレッスンの場合、プリザレッスンとカルトナージュレッスンの時間枠内制作のため、水貼テープも全てカット調整済のキット状まで作り、その目的の為に徹底的に準備をします。
ご自身のスキルアップ目的の場合は、全てご本人が準備し、進められるように宿題形式にして、次回の準備のための説明時間もレッスンで枠をとります。
…といった具合に、時間配分はとても重要になってきます。
受講される方目線で、時間枠内に有意義な情報収集と疑問解決に向けていただけることが大切だと考えます。
いつも長くなってしまい、最後までお読み下さりありがとうございます。
最後に、いつもの雲…
飛行機雲を田んぼの広がる学校付近から撮りました。
いつも、ご訪問&ぽち…変らぬご支援感謝しております!
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10月からカルトナージュの新講座がスタートします。
9月29日(土)15:15~各コースの説明会を予定しております。
ご興味のある方は是非参加申し込みお待ちしております。
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テクニカルドラフティングコース全12回とハーフ6回コース
①製図のための講義…テキストより建築の歴史~構造~デザイン~色相配色~
②製図の仕方の基本とカルトン製図方法と型紙方法1…線の引き方・定規の当て方・図面の読み方・カルトン製図
③カルトン製図方法と型紙方法2…カルトン製図続き
④カルトン製図方法と型紙方法3…型紙製図
~*~*~*~*
⑦製図の理解と作成1…平面図・立面図・断面図・姿図・パース図を理解
⑧製図の理解と作成2…実践(課題宿題)
⑨多角形の製図…姿図をもとに下書きで製図練習確認・カルトンに製図し一部カット
⑩多角形の成形…デザインカットしたカルトンの組み立て、オリジナル作品のデザインの下絵と姿図(未完の場合は宿題)
⑪オリジナル作品の製図1…これまでの講座をふまえて2~3作品製図
⑫オリジナル作品の製図2…引き続き製図
この他にも、2013年1月からFairytale講座やレシピ制作講座なども新しく始まります。
どのコースも、カルトナージュのお教室やサロンを始めたい方や、すでに講師をされている方向けの専門的な技術を身につけて、更なる表現の幅を広げていく力をつける講座です。
お問い合わせがございましたので…お話できるところまで書いてみますね。
実際、私がカルトナージュ制作で実践的に利用している方法をわかりやすく、講座では解説し体験していきます。
カルトナージュをつくる上で、最初にすることは無意識にしてもイメージで大枠を完成しているはずです。
ここから、形へ移行するには簡単な箱型レベルでしたら、感覚的に制作できるでしょう。
難しくなってくると、形状の複雑なものやサイズを割り出して必要なものを収納する場合、2Dに製図をして綿密に計算をする必要が出てきます。
もともと、カルトナージュは物資の保存状態を確保するためであったり、購買促進やサービスで箱(容器)を利用する目的などが発祥でした。
時を経て、カルトナージュといる伝統工芸の位置付けとなっていきました。歴史を振り返るとそこには必然性や存在価値であったり、人々の欲求が根底にあります。
今日のカルトナージュは、多種多様な時代と共に女性を中心に針と糸を使わないその手軽さから手芸クラフトの分野で日本でも人気が出てきました。
カルトナージュの表現の幅が広がり、製図の目的も最近では明確になってきたようです。
感覚的にサイズをおさえて制作できる範囲を超えた作品つくりの場合、中には数学が出てきます。
一般的に複雑な計算はとても専門的であり、たとえ計算ができたとしても頭の中にある美しいライン形状をその計算から導き出すのは困難です。計算を優先すると最終形がくずれ、形を優先すると計算が当てはまらなくなります。
そこで適当な数値でわかりやすいおおよそを決めて、制作されている方が多いのではないでしょうか。
その曖昧さに、自信をつけることは難しくなってしまいます。
数学がまったくできなくても、製図は可能です。
むしろ、そこから離れて設計をする方法をこの講座ではお伝えしていこうというものです。
カルトンをやっとカットして組みあげたら…ちょっとラインがイメージと違ってバランスがいまいち。なんてことはよくありますか?
私は面倒くさいことは苦手で、できたら無駄な作業はしたくないです。有意義な時間を使いたいので、作ってみて調整なんてしたくないです。
このことは、カルトナージュを始めた時から思っていたことで、最初から製図をしてから組み上げていたのでカルトナージュ初心者であった私でも、確実に製図したものをそのまま完成させることはできました。
箱であっても、デザイニングされた形状でも全体の完成されたバランスを最初から見据えて、設計していきます。
使用する布もこの時点で決めていき、布貼りの手順も設計段階で決めていきます。ただの箱でさえ、その手順は何通りもあります。
目的(レッスン課題・展示用作品・オーダー作品・キット)により、準備するその芯材や裏打ち紙、布の組み合わせ、制作手順など…同じ作品であっても違ってくるのです。
カルトナージュ作品の複雑さ加減、難易度、作る方のスキル経験などでも当然、制作時間も変わります。
ワタクシのレッスンの場合は、時間枠内に仕上げられるように、中級レベルで時間配分を割り出します。
初級者の方にはなるべく直接説明実演するようにし、宿題にしても完成できそうなところまで進めます。(そのためにレシピは工程写真付のものを時間をかけて制作し手渡しています)
芯材のカルトンと裏打ち用ケント紙、布もキットにしてカット用意しておきます。(時間が余る見込みの場合や時間制限のないアトリエではご自身でカットしていただきます)
コラボレッスンの場合、プリザレッスンとカルトナージュレッスンの時間枠内制作のため、水貼テープも全てカット調整済のキット状まで作り、その目的の為に徹底的に準備をします。
ご自身のスキルアップ目的の場合は、全てご本人が準備し、進められるように宿題形式にして、次回の準備のための説明時間もレッスンで枠をとります。
…といった具合に、時間配分はとても重要になってきます。
受講される方目線で、時間枠内に有意義な情報収集と疑問解決に向けていただけることが大切だと考えます。
いつも長くなってしまい、最後までお読み下さりありがとうございます。
最後に、いつもの雲…
飛行機雲を田んぼの広がる学校付近から撮りました。
いつも、ご訪問&ぽち…変らぬご支援感謝しております!
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by fairytalem
| 2012-09-03 14:12